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広島の空中軌道「スカイレール」 広島市交通科学館で常設展示へ

広島市交通科学館で常設展示が始まる「スカイレール200系201号車」(写真提供=広島市交通科学館)

広島市交通科学館で常設展示が始まる「スカイレール200系201号車」(写真提供=広島市交通科学館)

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 広島市交通科学館(ヌマジ交通ミュージアム、広島市安佐南区長楽寺2)が12月20日、鉄道車両「スカイレール200系201号車」の展示を同館1階で始める。

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 展示する201号車はスカイレールサービス(広島市安芸区瀬野1)から寄贈を受けた物。路線距離約1.3キロの広島短距離交通・瀬野線(スカイレール)用として導入された「スカイレール200形」の車両で、201~206号車は1998(平成10)年の開業当時活用された。定員は約25人、自重は約2.5トン。1999(平成11)年には、「鉄道友の会」が国内で営業運転を開始した新造・改造車両の中から優れた車両を選ぶ「ローレル賞」を受賞。都市型新交通システムとしての技術性や独自性が高く評価された。2024年5月1日に軌道線を廃止し、営業運転は前日の4月30日正午ごろの便で終了している。

 展示開始に合わせ、同日10時30分からオープニングセレモニーを行う。会場は館内1階のガイダンスコーナー(無料エリア)で、寄贈者によるあいさつや目録贈呈、記念撮影などを予定している。セレモニー終了後は、当日17時まで車内を特別公開する。

 今後は、毎月第3土曜に車内公開を行う予定。公開時間は、10時30分~12時と13時30分~15時の2回を予定している。月曜休館。

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