「シン・マリホ水族館」(TEL 082-278-1616)が12月2日、商業施設「アルパーク」(広島市西区草津)にオープンする。
2024年12月1日に閉館したマリーナホップ内の「マリホ水族館」を引き継ぎ、第一エリアデザイン(中区大手町5)が運営する。展示面積は約760平方メートル。マリホ水族館(320平方メートル)に比べて約2倍の広さになった。館内は6つの展示エリアに分けて、約200種1500匹の生物を展示する。
広島の渓流を再現した水槽で泳ぐ、天然記念物「ゴギ」を含む淡水魚やサンゴ礁域の生物、クラゲの仲間など、マリホ水族館で行っていた展示だけではなく、水辺や樹上などに生息する生物など新たな展示も行う。
エリア内には、約2000匹の生物が入るマリホ水族館の巨大水槽「ラグーン水槽」をイメージさせる幅約8メートル、高さ約1.7メートルのスクリーンを用意。館内で展示できない生物の映像を流す。スクリーンはクラゲエリアにも設置。壁2面に幅約5.5メートル、約6.5メートル、高さ約1.7メートルのスクリーンから展示できないクラゲや関連映像を投影する。座って鑑賞できるよう館内には丸椅子やソファも用意した。
グッズショップの代わりにカプセルトイマシンでオリジナルグッズを販売する。キーホルダー、チャーム、クロスクリーナー、マスコットなど10種類をラインアップし、価格は1回500円を中心に、100円~1,000円と幅広く取りそろえる。
営業時間は10時~18時(土曜・日曜・祝日は19時まで)。休館日は「シン・マリホ水族館」ホームページの営業日カレンダーに準ずる。入場料は、16歳以上=1,200円(1,400円)、 7~15歳=700円(800円)、3~6歳=400円(500円)、2歳以下無料。カッコ内は土曜・日曜・祝日や特定日の料金。年間パスポートも販売する。料金は、16歳以上=3,600円、 7~15歳=2,100円、3~6歳=1,200円。