
カルビー(東京都千代田区)が7月21日、中四国エリア限定の新商品「ポテトチップス レモン香るせとうちの塩味」を数量限定で発売した。
創業の地・広島に新設した「せとうち広島工場」(広島市佐伯区)の完成を記念した新商品で、中四国エリアの小売店やカルビープラス広島駅店で販売する。ポテトチップスには、広島県産のレモン果皮パウダーと瀬戸内で作った海塩を使う。開発には地元の従業員も参加し、約10カ月かけて完成させた。レモンの香りと酸味を生かした爽やかな味わいが特長という。
「せとうち広島工場」は、同社が国内で約19年ぶりに新設した最新鋭のマザー工場。2020年に広島県と立地協定を結び、2023年に着工。2025年1月に操業を開始し、4月に竣工式を行った。環境配慮型の設備とデジタル技術を活用し、生産性と作業環境の両立を図った拠点として、今後の成長戦略の中核を担う。
工場長の横手史和さんは「せとうち広島工場が地域の誇りとなるよう、地元と共に歩んでいきたい」とコメント。「広島発の味を、多くの人に楽しんでもらえれば」と話す。
販売価格は170円前後(オープン価格)。