全日本実業団自転車競技連盟(JBCF)が主管を務める自転車ロードレース年間シリーズの広島大会が7月27日・28日、開催される。
国内最高峰の自転車ロードレースツアーとして知られる「JBCFサイクルロードシリーズ」の一環。同大会に出場する自転車プロチーム「ヴィクトワール広島」にとってはホーム戦となる。7月27日は佐木島ロードレース(三原市)、翌28日は広島クリテリウム(広島市西区商工センター)で開く。コロナ禍での中止や規模縮小を経て、3年ぶりの通常開催となった昨年と開催地は同じ。
昨年は、日本初の離島レースとなった佐木島でヴィクトワール広島がチーム発足9年目で悲願の地元初優勝を飾った。翌日の広島クリテリウムでの2日間連続優勝への期待が高まったが、大雨によるコース冠水のため中止となった。
ヴィクトワール広島は、佐木島での連覇、広島クリテリウム初優勝と2日間連続での勝利を目指してレースに挑む。プロレースの走行距離は、佐木島ロードレース=115.5キロ(10.5キロを11周)、広島クリテリウム=51キロ(1.7キロを30周)。会場では、地元の飲食店をコラボしたクラフトビールや民芸品「三原だるま」のヴィクトワール広島版などを販売する。
開催時間は、27日=10時10分~10時20分(コースインセレモニー)、10時20分~13時15分(プロレース)、28日=13時~13時15分(コースインセレモニー)、13時15分~14時45分(プロレース)。観覧無料。