北欧スウェーデン発祥で家具や雑貨などを販売する「イケア」の期間限定店「IKEAポップアップストア in 広島」が6月21日、イオンモール広島府中（府中町）1階フロアにオープンした。

サイズ違いで2種類を販売するサメのぬいぐるみ

　イケアは中四国地方には出店しておらず、ポップアップショップの実施も今回が初めて。Apple専門店「NEWCOM」（ニューコム）の隣で、雑貨店とダイソー跡で営業する。売り場面積は約490平方メートル。商品は同社が取り扱う9500点から、雑貨や日用品、ぬいぐるみなどの定番や人気商品350点を販売する。小型商品を中心にそろえるが、うち50点は家具が占める。ジャンルごとに14エリアに分けて陳列。商品は随時入れ替えを行うという。

　商品は、種類やサイズが幅広いというフリーザバッグ（199円～）のほか、内ポケット付きのバッグ（799円）や保存容器17個セット（699円）、スウェーデンビストロで人気というホットドッグが作れるソーセージとバンズのセット（899円）など。イケアの無料会員「IKEA Familyメンバー」向けの特価商品も用意する。

　売り場には、実際にイケアの商品を使って部屋を作った「ルームセット」を3カ所に設けるほか、大型家具も展示する。80～100人まで並ぶことができるレジの待機場所も作った。ポップアップショップを企画・運営するIKEA福岡新宮（福岡県）マーケティング担当の出水隆将さんは、「各売り場から人気の商品を集めた。実際に商品を手に取ってもらう機会になれば」と話す。

　開催時間は10時～21時。10月6日まで。