映画監督・山崎貴さんのVFX技術や映画制作の過程を紹介する特別展が7月4日、大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館、呉市宝町、TEL 0823-25-3017)で始まる。
期間中、「映画監督 山崎貴の世界-映画で描かれた戦争とVFX-」と題し、映画「アルキメデスの大戦」「永遠の0」など、戦争を題材にした作品や軍艦が登場する作品を多く作ってきた山崎監督が、制作に使った軍艦の模型やデザイン画を公開するほか、映画「ALWAYS 三丁目の夕日」「ゴジラ-1.0」でも使われたVFX技術を中心に映画制作の過程や魅力を紹介する。
大和ミュージアムは2025年2月中旬から2026年3月末までリニューアル工事のため休館が決まっており、同展は休館前最後の企画となる。同館スタッフは「企画展を通じて戦争と平和や、科学技術との向き合い方について思いをはせていただけたら」と話す。
開催時間は9時~18時(入館は17時30分まで)。火曜、7月10日休館。7月21日~8月31日は無休。入館料は、大学生以上=1,200円(800円)、高校生=800円(600円)、小・中学生=500円(400円)。常設展とのセット料金で、カッコ内は特別展のみ。呉市内在住、在学の高校生以下は無料。11月24日まで。