中国ターミナルサービス(広島市中区胡町4)は8月20日、ANAの広島地区総代理店「CTSトラベルサービスセンター」(TEL 082-544-2688)を胡町のウエディングワン跡に移転オープンした。
JTBの100%出資で、広島空港におけるANAのすべての地上業務を受託している同社は、広島市内と空港が緊密に連携することを背景に、航空券を扱う同センターの移転拡張を決めた。移転の背景には、今年、広島空港が開港15周年、広島-東京線就航45周年、ANA広島支店の開設35周年の節目にあたることを挙げる。
同店は、移転前に比べ数十メートル紙屋町寄りに動いただけだが、「利用客が増えた」と同社取締役営業本部長の嶋根修三さん。店舗面積は、以前の倍近い約20坪に。メーンの取扱商品を、パッケージ旅行から法人対象のビジネス利用者向け商品の「ANA@desk」中心に切り替えた。現在、「ANA@desk」の契約件数は岡山=500社、広島=280社となっており、岡山に比べ企業数の多い広島では、今後5年間で1,000件の契約を目指す。
現在、同店ではANAマイレージカードを店頭で即時発行しており、3分程度での手続きが可能だという。店頭での発行は9月30日まで。