「人の名前」を連想させるふりかけを製造販売する三島食品(広島市中区南吉島2)が1月29日、新商品のふりかけ「しげき」を発売した。
わさび葉のツーンとした辛みが刺激的だというワサビ味のふりかけ。大根葉、京菜、ワサビ葉の青菜3種類を使う。 ごはんにふりかけるだけでなく、麺つゆの薬味、焼き鳥、大根おろし、ポテトサラダなど、肉や魚料理との相性もよいという。
同社が販売する赤シソふりかけ「ゆかり」、青シソふりかけ「かおり」、まだらこを唐辛子などでピリ辛に味付けしたふりかけ「あかり」の3種類は、「ふりかけ3姉妹」としてSNSで話題を集めた。「ゆかり」が50周年を迎えた2020年には、主力商品「ゆかり」パッケージに自分の名前を入れられるウェブアプリ「ふりかけ4姉妹メーカー」を発表。現在もスマートフォンから利用できる。
その後も、混ぜごはんのもととして、大ぶりにカットした梅の酸味とカリカリとした食感を味わえる「うめこ」、 広島菜を使った「ひろし」、本枯節(ほんかれぶし)を使うふりかけ「かつお」、「ひろし」にベニザケを組み合わせた混ぜご飯のもと「鮭(さけ) ひろし」を発売している。
メーカー希望小売価格は143円。スーパーや広島土産店などで取り扱う。年間売上目標は1億3,500万円。