電動キックボードや電動アシスト自転車のシェアリングサービス「LUUP(ループ)」の提供が7月31日、広島市内で始まる。
電動マイクロモビリティーのシェアリングサービスを展開するLuup(東京都千代田区)が提供するサービス。同社によると広島県内でのシェアサービスの提供は今回が初めてという。
広島駅と市街地の紙屋町・八丁堀エリアは徒歩で移動するには距離があることや、バスや路面電車での移動するにも乗り方が複雑という点に着目。観光やビジネスで広島を訪れた人の利用を見込む。
利用するには「LUUP」アプリで会員登録が必要。電動キックボードの場合は、16歳以上が対象。年齢確認書類の提出と交通ルールテストに合格することが条件になる。電動アシスト自転車を利用する場合は、書類提出は不要。アプリのマップ画面から、利用したいポートを探せば予約や利用ができる。返却場所は変更も可能。移動中の速度は、車両の液晶に表示される。
料金は、基本料金50円とは別に時間料金が1分当たり15円かかる。広島市内全域で利用でき、ポートは約40箇所設ける。車両台数は、電動キックボード=30台、電動アシスト自転車=30台。ポートや車両は随時追加する予定。
広島市内ではサービス提供に合わせて、60分間の利用が何回でも無料になるキャンペーンを期間限定で実施する。8月13日まで。7月31日には旧広島市民球場跡地の「ひろしまゲートパーク」で電動キックボードの安全講習会も開催する。