G7広島サミットのメイン会場となった「グランドプリンスホテル広島」(広島市南区元宇品町)で7月7日から、各国首脳や関係者が滞在中に味わった料理をアレンジしたメニューの提供を始める。
サミット期間中、ホテルでの食事は、広島県産の食材を中心に使った料理を提供していた。一般客より、ホテルにG7広島サミットで各国首脳などに提供したメニューを味わいたいという要望が寄せられたことから、アレンジメニューを考案したという。
提供するのは、サミット初日に23階のスカイラウンジで提供したワーキングランチ、メインバンケットホールで開いた社交夕食会で提供されたメニューをアレンジした2コース。
社交夕食会のメニューは、実際に各国首脳が囲んだ直径3メートル10センチのサミットテーブルとチェアで、カトラリーも首脳が使用したナイフやフォークなどを使う。ワーキングランチメニューは、上層階レストラン個室などで提供する。
コースは2週間前までの事前予約制。利用人数は、ワーキングランチ=8~40人、社交夕食会=2~10人まで。料金は、ワーキングランチ=1人3万円、社交夕食会=1人5万円。提供期間は来年3月31日まで。
ホテル敷地内には現在、各国首脳の集合写真撮影場所やサミットのロゴデザインに使われている「7色の折り紙」をイメージした華やかなデザインを各所に設置している。