「個性的な本」1500冊を集めた書店「BOOK PARK CLUB(ブックパーククラブ)」が10月8日、広島パルコ本館(広島市中区本通)に期間限定でオープンする。
広島パルコがある本通り商店街では書店が相次いで閉店しており、個性的な本から刺激を受ける書店を作りたいとBOOK PARK CLUB実行委員会が読書の秋に合わせて企画した。委員会は、県内でブックキュレーターやライター、デザイナーなどの仕事をしながら、「本が好き」という思いを共有する5人で構成する。
出店するのは、全国の中小規模の出版社24社と、独自のスタイルで営業する県内外の独立書店8店。広島県内での取り扱いが少ない本を中心に1500冊以上をそろえるほか、広島にゆかりのある100人が薦める本を紹介する選書コーナーやカフェブースも設ける。
開催時間は10時~20時(最終日は18時まで)。今月24日まで。
これまで本通り商店街周辺で閉店した書店は、廣文館本通店(2001年)、丸善広島本通店(2002年)、広島積善館(2003年)、金正堂(2011年)、フタバ図書八丁堀店(2019年)、廣文館金座街本店、フタバ図書ギガ本通店(以上2020年)がある(カッコ内は閉店した年)。