イラストレーターとして広島で活動する千葉真弓さんの「MAYUMICHIBA銅版画展」が3月4日より、広島パルコ新館(広島市中区新天地、TEL 082-542-2261)の5階の「カフェリブロ」で開催されている。
千葉さんは広島出身で、デザイン事務所勤務を経てイラストレーターとして独立、2000年より「一径工房」(広島市)で銅版画の勉強を始めた。現在もアクリル画など手書きの絵などイラストの仕事を続けるかたわら銅版画の作品も手がけている。
同展では14点の作品を展示。主にソフトグランドエッチングという技法を使い、鉛筆で描いたような柔らかいタッチが特徴で、動物や人物をモチーフにした作品が多い。「日常生活や言葉からストーリーを連想して作品を描く」(千葉さん)という。
「カフェで一休みする時に気軽に見てもらえれば」と千葉さん。今後の活動目標として「子ども向けだが大人も持ちたくなるような絵本を作りたい」と話している。入場無料。同18日まで。