広島三越(広島市中区胡町)は1月29日から、パリ発のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」を初開催する。
広島県内の百貨店で初めて催物会場を使ったバレンタイン企画「スイーツコレクション」を2009(平成21)年から毎年、開催する同店。今年は、企画内容を刷新し、三越伊勢丹が主催する「サロン・デュ・ショコラ」を広島で初開催する。例年、開催地まで足を運ぶファンもいる人気催事だが、今年は新型コロナウイルスの影響で外出や移動の自粛が続くため、広島で楽しんでもらいたいと企画したという。「サロン・デュ・ショコラ」は広島以外に、東京、札幌、名古屋、京都、福岡、仙台の6会場でも開催する。
会場となる8階催事場には、この季節しか味わえないというチョコレート85ブランドをそろえる。限定チョコレートは、16人のトップショコラティエが「想いをつなぐ」をテーマに作ったチョコレート16個を詰め合わせたスペシャリテ「エモーション・想い」(16ブランド各1個入り、8,424円)、「テロワール・大地」 (12ブランド各1個入り、6,480円)、「アンスタン・瞬間」(9ブランド各1個入り、5,400円)を用意する。
フランス文化の最も優れた継承者にふさわしい高度な技術を持つ職人に授与される栄誉ある称号「フランス国家最優秀職人章(M.O.F)」を持つ職人が日本のファンに向けて作ったチョコレートもそろえる。5粒全てにイチゴを使い、それぞれ違う印象に仕上げた「フランク ケストナー」ショコラアソート(5個入り、3,240円)や1960~70年代のクリエイティブにインスピレーションを受けた「楽しい世界観」を表現したという「ジャン=ポール・エヴァン」ボンボンショコラ16個ポップミュージック(6,999円)、日本のウイスキーとパプアニューギニア産カカオを合せたガナッシュ「トゥルビヨン バイ ヤン ブリス」ショコラアソートリキュール(4個入り、2,376円)など。
イタリアのチョコウエハースとスイーツ専門店「BABBI(バビ)」と「鬼滅の刃」とコラボした2021年のバレンタイン限定品も取り扱う。広島では同店のみ。「鬼滅の刃」の人気キャラクターをイメージした色合いのポーチに、キャラクターのシルエットとモチーフをデザインした限定デザインで、チョコレートウエハースと「鬼滅の刃」オリジナル缶バッジをセットにする。価格は2,750円。パッケージの種類は、竈門炭治郎、竈門禰豆子、我妻善逸、嘴平伊之助、富岡義勇、胡蝶しのぶ、煉獄杏寿郎、柱たち(白)、柱たち(黒)の9種類。すでに問い合わせもあり、初日には整理券を配布する。
開催時間は10時30分~19時30分(1月29日からは19時まで、最終日17時閉場)。2月14日まで。