広島三越(広島市中区胡町)で1月13日、カレーや麺類、肉まんなどを集めた催事企画「激辛・熱々グルメフェア&カレー博」が始まった。
辛いけれど癖になる麺類を中心とした「旨(うま)辛いグルメ」、点心や肉まん、鍋など、湯気が魅力の「熱々グルメ」27店とカレー5店を集めた催事企画で、同店での開催は初めて。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、自宅で食事をする機会が増える中、手軽に味わえるレトルトカレーやカレーを盛り付けるための器約2000点を集めたコーナーも設ける。
「麺処 井の庄」(東京都練馬区)の特製ラー油と特製辛魚粉を大量にトッピングした「特製辛辛魚ラーメン」(1,251円)、宮崎発祥のラーメン店「辛麺屋 一輪」の辛麺(851円)、長崎中華街の台湾料理店「老李 新地中華街店」(長崎県長崎市)が20種類以上のスパイスを使って作る担々麺(935円)を含む4店はイートインで味わえる。老舗の四川料理店「新宿 秀山」(東京都新宿区)は、「旨辛麻婆(マーボー)豆腐」(901円)の実演販売を行う。
カレーは、カレーマイスターでスパイス料理研究家の一条もんこさんが監修したカレー店「一条もんこ先生のカレー診療所」(東京都新宿区)を軸に展開し、「印度カレー 小いけ」(北海道函館市)、「インドカレー専門店 シャルマ」(石川県金沢市)、「ボクらの町のカレー屋さん コトコト」(島根県邑智郡)ほか5店が出店する。「一条もんこ先生のカレー診療所」「インドカレー専門店 シャルマ」の2店はイートインに対応する。
会場では、入場制限や専用出入り口を設け、サーキュレーターなどで常時換気する。イートインスペースには仕切りパネルを設置し、客が入れ替わる度にテーブルや椅子を消毒。対面イートインやレジには防炎ビニールシートを用意する。出店スタッフは2週間前から検温と移動歴を確認しており、期間中の検温も継続するなど、新型コロナ対策を講じる。
営業時間は10時30分~19時30分(イートインは11時~19時、最終日は17時閉場)。今月19日まで。