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広島の飲食店が学童保育 新型コロナウイルスで休校中の小学生ら預かる

横川のゲストハウス「縁」でランチを食べる子どもたち。区外から通っている子どもの姿もある。店では、1日3回検温を行うほか、除菌スプレーを設置して衛生面にも気を配る。

横川のゲストハウス「縁」でランチを食べる子どもたち。区外から通っている子どもの姿もある。店では、1日3回検温を行うほか、除菌スプレーを設置して衛生面にも気を配る。

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 広島市内の飲食店で、新型コロナウイルスの影響で休校となった子どもを預かる取り組みが広まっている。

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 横川の飲食店兼ゲストハウス「縁」(広島市西区横川町2、TEL 082-559-1779)では3月3日から、学童保育を始めた。受け入れ時間は、月曜~金曜の8時30分~18時。小学生~高校生を対象に、1日10人を預かる。料金は、昼食付きで1人300円。別途、子ども向け保険への加入が必要。

 担当する余島純さんは、教育事業の経験者。店で働くスタッフ、ボランティアと共に、子どもの学習面もサポートする。取り組みに賛同する来店客からは、米や菓子の差し入れ、室内遊具の貸し出しもある。18時からの飲食店とゲストハウスの営業は継続している。

 学童保育は13日に終了するが、余島さんは「子どもたちは相変わらず元気だし、体調不良者も出なかった。人をつなぐ目的で開いた店なので、この取り組みを振り返って、次につなげたい」と話す。

 支援の輪は広がり、11日からは流川の飲食店「ビアローゼン」(中区流川町、TEL 082-241-4505)でも子どもの受け入れを始めた。新型コロナウイルスの影響で、予約キャンセルや来店客が減少しており、地域の一助になればと取り組みに賛同した。受け入れ時間は、月曜~金曜の8時30分~18時。小学生を対象に、1日20人を預かる。料金は昼食、菓子付きで1人300円。前日までの予約が必要。春休み期間中まで継続する。

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