広島本通り商店街から一本南に下った袋町の「うらぶくろエリア」に8月15日、14時から営業するバー「PUB and BAR PIC(パブアンドバー ピック)」(広島市中区本通)がオープンした。
広島市内の飲食店で修業を積んだ信家崇史さんが独立して、飲酒文化の底上げを図ろうと酒離れが進む20~30代や外国人観光客の往来が多い袋町のビル2階に店を構えた。1階は汁なし担々麺の人気店「キング軒」が入る。
店舗面積は約8坪。席数はテーブル6席、立ち飲み10人ほど。がやがやとした雰囲気を演出しようとあえてカウンターに椅子を置かず、立ち飲みスペースにした。カウンター裏の棚には、アルコール約300本を並べる。このうち約100本は専門店がオープンするほど人気が高まっているという「ジン」が占める。信家さんは「ラベルもキャッチーで、デザインで選ぶお客さまもいる」と話す。客単価は約2,000円。取り扱う酒の価格は幅を持たせ、選びやすいように配慮した。
フードは、カキのチーズグラタン(500円)、生ハム、パニーニ(以上800円)、バターチキンカレーとバゲット(700円)、マルゲリータ(1,000円)、ゴルゴンゾーラチーズバゲット(400円)など。フルーツを使ったカクテルも充実させる。14時に営業を始めるため、フードメニューを増やすことで、「昼飲み」需要の拡大など、利用シーンの選択肢を広げていく。
営業時間は14時~24時。