フィギュアスケートの元世界女王、浅田真央さんの軌跡をたどる「美しき氷上の妖精 浅田真央展」が3月8日、そごう広島店(広島市中区基町)本館9階で始まった。
「THE ICE」衣装を前に姉の舞さんとの競演を語る浅田さん
全日本選手権4連覇、世界選手権優勝3回、バンクーバー・オリンピック銀メダルなど輝かしい功績を残し、2017年4月に引退したフィギュアスケーター浅田真央さんの21年余りに及ぶスケート人生を振り返る。同展は2012年に初開催し、今回で15回目。中四国エリアでは岡山に続き、2会場目となる。
会場には浅田さん本人がセレクトした写真パネルや映像、実際に着用した衣装、メダル、スケート靴など、約100点をコーナー別に展示する。コーナー構成は「第1章 心に残る名シーン」「第2章 オリンピック」「第3章 復帰から引退まで」「第4章 MAO THEATRE」「第5章 THE ICE」「第6章 浅田真央おもな記録」で、このうち、衣装20点は同展初公開という。
開店前に来場した浅田さんは入り口そばに展示する世界ジュニア選手権の写真パネルを見て「初めての大会の時の衣装が思い出に残っている」とコメント。歴代の衣装を眺めながら、「フィギュアを始めた頃から引退までの写真や衣装を見て何か感じてもらえたら」と笑顔で話した。同日は開店前に先着100人が優先入場し、浅田さんからオリジナルポストカードをサプライズで受け取った。
開催時間は10時~20時(最終日は17時まで、最終入場は閉場の30分前)。入場無料。今月17日まで。