東広島市にある酒蔵10戸前の「御酒印」を集めるスタンプラリー「御酒印蔵元めぐり」が現在、西条酒蔵通りなどで開催されている。
昨年秋に公開された東広島市・西条を舞台にした映画「恋のしずく」とのコラボ企画。参加者は御酒印帳やオリジナルおちょこ、酒蔵で試飲体験できるチケット3枚がセットになった「『恋のしずく』オリジナルキット」(1,080円)を購入し、御酒印帳にスタンプを集めていく。キットは西条駅おみやげ街道や酒蔵通りにある「くぐり門珈琲店」で3月末まで販売する。
東広島市内には酒蔵が西条7戸前、安芸津2戸前、黒瀬1戸前あり、このうち8戸前の酒蔵を巡ってスタンプを集めた人のうち先着300人に同作オリジナル「恋のしずく 徳利」1号サイズを進呈する。
参加する酒蔵は、賀茂鶴酒造、福美人酒造、亀齢酒造、白牡丹酒造、西條鶴醸造(以上、東広島市西条本町)、山陽鶴酒造(西条岡町)、賀茂泉酒造(西条上市町)、今田酒造本店、柄酒造(東広島市安芸津町)、金光酒造(東広島市黒瀬町)の10戸前。
東広島市観光振興課の担当者は「スタンプラリー当初は映画ファンが多かったが、3月に行う『醸華町(じょうかまち)まつり』や4月の蔵開きで訪れた際の散策に使ってほしい」と話す。
4月30日まで。
これまで、西条の酒蔵通り・酒蔵地区での散策を手助けするツールは東広島市観光協会が「ほろよい散歩セット」を2013年から期間限定で毎年、販売しているが東広島全域を対象にした取り組みは今回が初めて。