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「ミシュランガイド広島・愛媛2018特別版」来春発行、愛媛を加え掲載エリア拡大へ

「ミシュランガイド広島・愛媛2018特別版」表紙(C)MICHELIN

「ミシュランガイド広島・愛媛2018特別版」表紙(C)MICHELIN

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 日本ミシュランタイヤ(東京都新宿区)が10月10日、広島県と愛媛県の全域を対象にした「ミシュランガイド広島・愛媛2018特別版」を来年春に発行すると発表した。

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 星の数(1~3つ)で飲食店を格付けするミシュランガイド。広島での発行は「ミシュランガイド広島2013特別版」(2013年5月発行)に次いで2回目。2013年当時、国内で「特別版」として発行したのは広島が2エリア目で、広島らしい味覚を堪能できる「穴子」「カキ料理」「お好み焼き」という新たな料理カテゴリーも誕生した。最高評価の「3つ星」には広島市の日本料理店「季節料理 なかしま」(中区東白島町)が選ばれている。

 今回新たにエリアに加わる愛媛県は温暖な気候と豊かな自然に恵まれ、ミシュランが発行する外国人向け旅行ガイド「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」に道後温泉本館が「3つ星」で掲載されている。東予エリアにある日本三大急潮流の「来島海峡」、中予エリアの瀬戸内海、南予エリアの黒潮が流れ込む宇和島は海の幸に恵まれ、さまざまな種類のかんきつ類など、食材も豊かだ。

 同社では近年、両県を同時に訪れる観光客が増えていることにも着目して発行を決定したという。愛媛県は国内のミシュランガイドで16エリア目となる。同社のポール・ペリニオ社長は「『ミシュランガイド広島・愛媛2018特別版』が広島県と愛媛県を訪れる観光客のニーズに合うガイドブックとなり、両県の観光の活性化につながれば幸い」とコメントした。

 現在、ミシュランの社員でホテルやレストラン業界の専門知識を持つミシュランガイドの専門調査員らが、「ミシュランガイド広島2013特別版」の掲載店を全面的に再調査して見直すとともに、愛媛県の飲食店やレストラン、宿泊施設を調査している。

 発行は2018年春を予定。

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