広島市中心部の平和大通りと平和記念公園(広島市中区)をメイン会場に5月3日~5日、平和の花の祭典「第41回ひろしまフラワーフェスティバル」が開催される。
イベントはパレード、ステージ、ひろばの3部門を中心に構成し、昨年は141万4000人が来場した。「花の総合パレード」(3日)は衣装や演出に花をモチーフにした89団体約9000人が約1.2キロの平和大通りをパレードする。約100団体が参加する「きんさいYOSAKOI」(5日)は平和大通りと平和記念公園内メインステージで、それぞれ最終日のイベントを盛り上げる。
ステージは3日間で28カ所を設け、約243団体がダンスや音楽を披露する。体験コーナーや観光物産、フードメニューなどを販売するひろばは平和大通りの緑地帯や平和記念公園の85カ所に構える。今年のテーマは「花いっぱい はばたけ平和の 咲く未来」。885点の公募作品の中から選ばれた。
スペシャルゲストは八神純子さんと音楽ユニット大瀬戸千嶋。八神さんは3日にメインステージを務め、大瀬戸千嶋はオープニングセレモニーで同イベントテーマ曲「花ぐるま」を披露する予定。
平和記念資料館そばに設置する高さ8メートル、直径9.1メートルで12角すいの花の塔は、花束をイメージしたデザインが選ばれた。カーネーションやペチュニアなど約8000鉢で装飾し、塔の頂上部には「平和の灯」をともす。