広島港(広島市南区宇品海岸1)で4月30日、帆船みらいへに乗船しての日帰り体験航海「セイリングデイズ広島」が行われる。
帆船は今月26日に博多港を出港し、4月29日に広島港へ入港した。同企画は広島港宇品旅客ターミナル発着の日帰り体験だが、翌5月1日には広島港から1泊2日で尾道港へ向かう宿泊型体験航海を行い、5月5日からは尾道港から今治まで、1泊2日の体験航海を行う。
4月9日には広島港から3泊4日で神戸港へ向かう「歴史ロマン海道2017」運航も予定しており、広島港を中心にしたゴールデンウイーク航海プランをそろえる。
日帰り航海ではクルーと一緒にロープを引いて帆を張るセイルハンドリング体験や操舵体験などを行い、船内ではクルーのレクチャーによる帆船や海にまつわるミニ講習会も開く。
参加対象は小学生以上で、小学3年生以下の子どもは要保護者同伴。日帰り航海はファミリーでの参加が多く、祖父母と孫の組み合わせも増えているという。宿泊型は大学生からアクティブシニアまで、大人を中心に幅広く、一般社団法人グローバル人材育成推進機構帆船みらいへ事業部によると「リピーターも増えつつある」という。
参加費用は、大人=8,000円、中高校生=6,000円、小学生=5,000円。乗船料や昼食、保険料も含まれる。定員は60人。申し込みはウェブサイトで今月26日17時まで受け付ける。