JR広島駅に今秋、ショッピングセンター「ekie(エキエ)」がオープンする。
商業空間の開発はショッピングセンターの運営管理を行う中国SC開発とJR西日本が共同で取り組み、JR広島駅在来線の線路上空と新幹線高架下の2エリアに新設する。
施設名称は広島で古くから広島駅を指して呼ばれてきた「エキ(eki)」をベースに、「広島の新しい目抜き通り」として、広島駅自由通路と本通り商店街を始めとする市中心部へつながる出発点を表現しようと「e」を付け加えた。
店舗面積は、線路上空=約514坪、高架下=約2208坪。テナントは、線路上空=約20店舗、高架下=約80店舗の計100店舗を予定する。線路上空エリアは「ザッカマルシェ」をテーマに雑貨や化粧品、アパレルブランドによるファッション店の展開を予定する。
高架下エリアは新幹線改札口前に広島土産の売り場と軽飲食の販売や仕事帰りの「ちょい飲み」に対応する飲食ゾーンを設ける。1階フロアには広島グルメを集積した飲食ゾーンを作り、駅利用客をはじめ周辺で働くビジネスパーソンのランチやディナー対応を目指す。
開業はエリアによって異なり、線路上空は2017年10月、高架下は2018年春以降をそれぞれ予定する。