JR広島駅南口広場に3月、広島県バス協会がバスと路面電車の乗り場と運行状況を案内する「交通案内所」を開設した。
「広島駅を出てからの二次交通が分かりにくい」との声を受けて開設した同施設。案内板や路線図看板での利用者フォローに限界を感じ、人による案内を重視した。主に駅南口を発着する公共交通を中心に案内する。
施設内には英会語対応スタッフが常駐するほか、中国語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語は通話コールセンターを介して相談に応じる。バスロケーションスステム「BUSit(バスイット)」の総合掲示板ではバスの運行状況をリアルタイムで反映する。
バスと路面電車の乗り場や発車時刻、乗り換え案内だけでなく、路面電車と市内路線バス指定エリア内が一日乗り放題になる乗車券「広島ピースパス」や訪日外国人観光客周遊乗車券「Visit Hiroshima Tourist Pass」も販売する。これまで一日約900人が利用。このうち4割が外国人という。
営業時間は9時~18時。