スグル食品(呉市)は3月1日、広島東洋カープ応援商品「カープかつRED」の販売を数量限定で始めた。
ロングセラー商品「カープかつ」のバージョン違い販売は今回が初めて。2005年の発売開始から10年を迎え新たな商品展開を検討する中、カープの2016年チームキャッチフレーズ「真赤激(まっかげき)」と唐辛子のロゴモチーフを見て、商品化に踏み切ったという。
魚肉すり身とイカ粉末をミックスしたシートを使い、衣にはハバネロチリを混ぜ込んで「赤さと燃え上がるような激しい辛さ」を表現。ロゴモチーフの唐辛子に英語フレーズの「Burn it up!(バーンイットアップ)」という言葉も使われることから、辛さを意識した。
「カープかつ」は広島土産を作りたいと開発に着手した商品。駄菓子を土産物に転換する前例はなかったが、広島を全国にアピールしたいと挑戦した。お好みソース味でパッケージには広島に行ったと分かるよう、カープのマスコットキャラクター「カープ坊や」をデザインする。両面で印刷レイアウトを変え、陳列棚の広さに応じて縦横それぞれで並べることができるよう工夫した。商品は個包装16個入りで、持ち運ぶ際の大きさや重さにも気を配った。
価格は648円。用意した数量がなくなり次第販売終了。