東急ハンズ広島店(広島市中区立町)で3月19日、大人をターゲットにしたカプセルトイイベント「大人のフィギュア展」が始まる。
「土下座ストラップ」「コップのフチ子」シリーズを手掛けるカプセルトイメーカー「奇譚(きたん)クラブ」が企画する同展。2014年8月から全国の東急ハンズやロフトなど、カプセルトイ販売機(通称・ガチャガチャ)を設置する生活雑貨店を中心に主要都市を回り、広島開催は今回が初めて。
バラエティー雑貨コーナーにガチャガチャ2~5台を常設する同店には、20台・約40アイテムがそろう。会社員から共感の得やすいモチーフから動物やキャラクターをラインアップする。販売価格は1アイテム=200~400円。
コアターゲット層は20~30代女性。同社広報のしきせいたさんは、「ぶら下がりやひっかかりなど、6~7種類のポーズを取るOL風の女性・フチ子がモチーフのフィギュア『コップのフチ子』の登場により、客層が広がった」と話す。
同フィギュアシリーズは2012年7月の販売から1年ごとに新バージョンを発表しており、これまで350種類を販売している。制服のカラーバリエーションも豊富で、ブルーをはじめ、グリーン、ピンク、イエローなど、各バージョンによって異なる。
「キャラクターには年齢や職種などの細かい設定を付けないため、感情移入しやすいのでは」としきさん。ランチやお茶など、ちょっとした時間にネタに使われ、口コミでの広がりもあるという。会場には販売店が限られる限定シリーズもにはステーショナリーなど、関連アイテムもそろえる。
開催時間は10時~20時。4月30日まで。