カフェスペース併設のパン店「レトワールフリヨン」(広島市中区八丁堀、TEL 082-221-6681)で1月5日・6日、巨大カンパーニュの解体ショーが行われる。
横40センチ、縦20センチの長方形型に焼き上げた約2キロの巨大カンパーニュは、金曜・土曜に1カット240円で販売している商品。通常はクルミ、ノリとチーズの2種類で展開するが、今回は新たにゴマと4種類のハーブを練り込んだ。
初日は220度に熱した窯から出してレジ横でシェフの赤石さんが切り分け、500円以上の購入客を対象に先着で1カットずつ進呈した。「風味はもちろん、焼きたての方がカットしやすい」と赤石さん。パンの熱気で包んだ紙袋が湿ることも。
併設するカフェスペースで購入したパンをほおばる人も多く、20席ほどの座席は昼どきにもかかわらず満席に。カンパーニュは6本用意しており、常連客や通りすがり客で店内はにぎわった。
同店は「喫茶ふりよん」(西区中広町1)の2号店として2014年7月にオープン。パンの取り扱いに力を入れ、100種類あるというレパートリーのうち常時70~80種類をそろえる。