広島・十日市の飲食店「十日市アパート」(広島市中区十日市町1)で11月27日、女性カフェオーナー4人によるトークイベント「お店ができるまでの小さな座談会」が開催された。
十日市周辺と舟入で店を開く、「喫茶めくる」の荒井めぐみさん、「小春カフェ」の巣守昌子さん、「CAFE&THINGS yuruku」の来栖沙耶さんを招いたイベントは同店1周年を記念して企画。「十日市アパート」「音楽喫茶ヲルガン座」のゴトウイズミさんが司会進行役を務めたが、それぞれは知っているけれど4人がそろうのは初めてという。
店内のテーブルを取り払い、イスを並べた会場にはロフト席を含めて30席を用意。女性を中心にほぼ満席となった。座談会は2部構成で、1部はあらかじめ用意した質問を同店オーナーのゴトウさんが投げかけていき、2部は来場者から寄せられた質問に答えていった。店の特徴や他店との差別化、オープンするまでに大変だったこと、物件を選んだ理由、店を始めてから直面した理想と現実のギャップなど、カフェを始めたい人に向けたアドバイスを中心に話を繰り広げた。
来春のカフェオープンに向けて準備を進める坂本緑さん(23)は、「スタッフの集め方や資金調達について聞きたい」と参加した。メモを取る参加者の姿が目立ち、終了後もオーナーに質問を投げかけるシーンも見られた。