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広島で若手陶芸家による「陶磁器展」-「蛍手」技法の作品ずらり

新里明士さんによる陶磁器「光器」

新里明士さんによる陶磁器「光器」

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 オリエンタルホテル広島のデザインギャラリー(広島市中区田中町)で現在、陶磁器展「Latitude」が開催されている。

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 陶磁器に空けた穴を半透明の釉薬(ゆうやく)で埋めた作品を手掛ける、陶磁器家の新里明士さんによる同展。会場には「光器」「青筒器」「白釉青碗」「白磁ゆのみ」など約110点を展示。薄い器には2000~5000個の穴を空け、釉薬で埋める技法「蛍手(ほたるで)」を使う。繊細な作業を経て作り上げられた新里さんの作品は国内外でも高く評価され、若手陶芸家として注目を集めている。

 「マットな質感の陶磁器の表面に、光の点描の模様が浮かびあがり、器自体がやわらかい光に包まれているように見える美しい作品」と同ホテルセールス&マーケティング部PRの大瀬戸悠さん。会場では展示即売も行う(4,320円~)。

 開催時間は11時~20時(最終日は17時まで)。入場無料。9月30日まで。

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