広島汁なし担々麺PR大使に就任したロックバンド「怒髪天」ボーカルの増子直純さんが8月2日、タワーレコード広島店(広島市中区新天地)で汁なし担々麺「きさく」店主とグルメトークを行った。
今年で結成30年を迎える怒髪天のベストアルバム「問答無用セレクション『金賞』」の発売を記念して企画した同イベント。前日に広島汁なし担々麺推進委員会からPR大使に任命された増子さんは、汁なし担々麺の草分け的存在とされる「きさく」(舟入川口町)店主の服部幸一さんをゲストに招き、会場に集まった約50人を前に「汁なし担々麺」トークを行った。
増子さんは北海道出身。ライブで全国を回るため、各地の名物を食べる機会も多く、汁なし担々麺は約5年前に音楽仲間から聞いて「きさく」(舟入川口町)で初めて食べた。「食べた瞬間に衝撃が走った」と増子さん。以降、広島でのライブ終了後には必ず来店するほど、やみつきになったという。
現在では、汁なし担々麺を食べることができるのはライブで広島を訪れる年1~2回と限られるため、「東京でも食べたい」と増子さん。現場主義を貫き、支店を出さない服部さんに、「東京へ出張して」と頼むシーンも。ライブの鉄板曲を中心に収録したアルバムは「聞いてくれるものだと思っている」として終始、グルメトークを展開。汁なし担々麺の食べ方を紹介する広島のマスコットキャラクター「汁なしパンダ坦坦(タンタン)」も来場し、イベントを盛り上げた。