三井ガーデンホテル(広島市中区 9)で2月10日午後、「中国挑戦者祭」が開催された。主催は経済産業省支援事業「起ちあがれニッポンDREAM GATE(ドリームゲート)」(本部=東京都)。
同イベントは、全国9都市で開催されている起業を目指す仲間・挑戦者・メンター起業家・アドバイザーが一堂に集う年に一度のイベント。今年で3度目の開催。書類選考を通過した挑戦者7名が、独自のビジネスプランをプレゼンテーションによって公開した。
審査は、「オタフクソース」の佐々木茂喜代表取締役社長、「カンドウコーポレーション」の福原勘二代表取締役CEO、「ちゃネット」の益田智史代表取締役など中国地方を代表する10名で行われた。
「Setomax Radio Station(=英語のwebラジオ)」のビジネスプランをプレゼンテーションした山田学さん(23歳)は、5年間のアメリカ留学の経験から同ビジネスプランを思いついたそう。「Hey、Ladies and gentleman、my name is Manabu・・・・」と、プレゼンテーションの冒頭部分を英語でスタートした。
3月11日に行われる「TOKYO起業家サミット大挑戦者祭」(=東京都)への出場に選ばれたのは、「KOBASモデルエンジニアリング」(広島市東区温品 4)の小林喜久子さん(小林式発動機ミニチュア版の販売)と「ナノ・キューブ・ジャパン」(岡山市)の中崎義晃さん(シングル・ナノ粒子の量産と応用)。
「中国地区代表として一言。」という質問に対して小林さんは、「この業界で活躍する女性は少数。ジャンヌダルクのように強い志を持ち、課題となった商品化を再考して挑みたい。」と全国大会への意欲を見せた。