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広島市内の映画館「シネツイン新天地」が閉館-動員減少が要因

上映作品の企画なども手掛けてきた副支配人の中川順也さん

上映作品の企画なども手掛けてきた副支配人の中川順也さん

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 広島・中央通り近くの映画館「シネツイン新天地」(広島市中区新天地)が12月27日、約10年の営業を終えて閉館する。

赤い座席が特徴の館内

 2004年5月に開館した同館は、35ミリフィルムと映写機での上映に特化。座席は1階=117席、2階=31席の計148席。音響や座席の座り心地にもこだわり、上映前にはBGMを流しながらスタッフによるアナウンスを行うほか、タイマーも使わないアナログな手動で上映してきた。

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 閉館は動員減少によるもので、昨年夏、同館を含む4館を運営する序破急(胡町)が毎月発行する冊子「エンド・マーク」で公表。同年10月には決意も新たに継続を発表して約1年にわたり、存続を目指し尽力したが、動員減少の解消にはつながらず、年内で営業を終えることになった。

 ロビーには同館でこれまで上映した映画のポスターやチラシ、2004年6月から2013年12月までの同冊子を展示。これまでの感謝を伝えるファンからの花も飾られ、上映前にはチラシなどの展示物を眺める人の姿も目立った。

 最終上映作品は「オペラ座の怪人」。最終日には同館オリジナル「35ミリフィルムしおり」を先着200人~300人に進呈するほか、上映後にスタッフからのあいさつを予定する。最終上映開始は17時。

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