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広島の路面電車でクラシックコンサート-「アフィニス音楽祭」の一環で

電停が近づくと手を振って応える演奏者たち

電停が近づくと手を振って応える演奏者たち

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 広島市内を8月22日、「コンサート電車」が走った。

車掌姿で登場した秋山さん

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 電車はJR広島駅から広島電鉄本社、横川駅間を運行。車内では、広島交響楽団による演奏が行われ、乗客は事前に募集した40人が参加した。定員に対して約500人から応募があったという。

 車両は広島交響楽団のラッピング広告が施してある5100型を使用。5両1編成で、中央の車両に演奏者を乗せ、左右に乗客が座った。熱狂的な鉄道ファンという広島交響楽団音楽監督・常任指揮者の秋山和慶さんは車掌の衣装に身を包んで登場した。

 演奏したのは「鉄腕アトム」「電車メドレー」「少年時代」など。「アメイジング・グレイス」では、コントラバス奏者の飛田勇治さんが演奏に合わせて歌声も披露。車内からは手拍子も起こり、カメラのシャッター音も聞こえた。

 電車内でのクラシック演奏会は今回が初。世界トップレベルの演奏家が集う「アフィニス夏の音楽祭」の一環としてアフィニス文化財団が主催する。

 アフィニス夏の音楽祭は今月25日まで。

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