広島市映像文化ライブラリー(広島市中区基町、TEL 082-223-3525)で6月22日、レコードコンサートが開催される。
固定ファンやリピーターも多い同イベントは開館当初から継続して開催。タイトルを継承しながら、現在では30人前後が利用できる部屋を使って2カ月に1回、年6回のペースで開いている。参加者には中高年が多いが、テーマによって訪れる層も異なるという。
音源はレコードやCDを使い、テーマ決めや選曲は講師が行う。今回のテーマはヴェルディのオペラ「椿姫」。オペラ界の巨匠、ジュゼッペ・ヴェルディとリヒャルト・ヴァーグナーの生誕200年を記念して選んだ。
楽曲は、「乾杯の歌(第1幕)」「ああ、そはかの人~花から花へ~(第1幕)」「プロヴァンスの海と陸を(第2幕)」「さようなら過ぎし日々の楽しかった夢よ(第3幕)」「パリを離れて(第3幕)」などを予定。声楽家やオペラ研究家として活動する吉永早耶香さんが解説する。
「自分では聴かないジャンルを知るきっかけ、発見になれば」と藤井さん。同館では無声映画に音楽を付けるイベントや活弁など、映画にまつわる要素として音楽関連のイベントも開催している。
開催時間は15時~17時。入場無料。