ツイッターと連携してネット上で「愛」を集めるウェブサイト「Love Counter(ラブカウンター)」で集めた愛の数が5月22日、5000万回を突破した。
世界中でつぶやかれる「愛」の様子をリアルタイムに表示するウェブサイトは2011年12月、ウェブサービス開発のエス(広島市中区中町)が開設。ネットを中心に話題を集め、1カ月で1000万回をカウントした。2012年5月には国際的なクリエーティブコンペティション「The Communicator Awards」で2部門を受賞したことなどをきっかけに、カウント数を伸ばしている。
言語は、日本語や英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、韓国語の7カ国語に対応。国境や言葉の壁を越えた共通のテーマである愛を通して、「世界が『平和』と『笑顔』でつながってほしい」と多言語化に対応した。各種ブラウザーやスマートフォンに対応しており、収集した回数は言語別に計測する。
サービス開発は、「どうすれば世界は平和になるの」と同社の児玉昇司社長が子どもに聞かれたことがきっかけという。「愛」の可視化を検討して実現した。
「『毎日見ています。もっと世界中が愛であふれてほしい』『すてきですね。友達にシェアしました』などの反響が集まっている」と同社の松村涼子さん。「今後も楽しんでいただける革新的なサービスを発信していきたい」とも。