会期中80万7000人が来場した菓子の祭典「ひろしま菓子博2013」で扱った菓子の一部を再販売する「アンコール!全国お菓子バザール」が5月16日、広島・福屋(広島市中区胡町)地下1階で始まった。
約1000点の菓子をそろえた「全国お菓子バザール」は、菓子博でにぎわいを見せたパビリオンの一つ。入場制限がかかる中、売り切れ商品も出るなど、多くの人でにぎわった。福屋では、「菓子博に行けなかった」「会場で菓子を購入できなかった」などの声に応えて販売イベントを企画した。
会場は、食料品を扱う地下1階フロアエスカレーター周辺の中央広場。中四国エリアの菓子を除き、菓子博で売り上げの高かった商品を中心に約30点をそろえた。岩手の「ごま摺り団子」(525円)は菓子博で約6万個を売り上げた人気商品。賞味期限が長いことから、まとめ買いも目立つという。
このほか、ずんだ餅(600円)や熊本「黒糖ドーナツ棒」(700円)、青森「ラブリーパイ」(1,312円)など。「北海道や東北、沖縄など、遠方の菓子の品ぞろえに力を入れた」と同社営業本部課長の浜本尚生さん。2~3個まとめて買う利用客も多く、遠方のアイテムを1カ所にそろえることで、まとめ買いのニーズに応える。
営業時間は10時~19時30分(金曜・土曜は20時まで)。今月22日まで。