「横森美奈子のNEW利休BAG展」が8月3日より、オリエンタルホテル(広島市中区田中町、TEL082-240-7111)1階・オリエンタルデザインギャラリーで開催されている。
横森さんは、桑沢デザイン研究所グラフィックデザイン科を卒業。独学でファッションデザイナーを始め、新規ブランドの立ち上げや新聞・雑誌での連載ほかNHKの「おしゃれ工房」に出演するなど幅広く活動を続けている。
「利休バック」は、着物に合わせる装飾品としてデザインされたもので、会場では40点を展示・販売する。「エルメスのスカーフ模様は1枚の絵のようだ。その絵を切り取りバックの一部にするとおもしろいと思ったのがきっかけ」と横森さん。ギャラリーには、オレンジ色の「大胆な柄」のスカーフ(エルメス)をメーン生地にし、持ち手部分は緑を使用したバック(136,500円)ほか、ディオールやシャネルなど有名ブランドのスカーフを用いてアレンジされたバックがずらりと並ぶ。
同3日に行われたオープニングパーティーでは、真っ赤な着物姿で登場した横森さんのほか、特別ゲストとして招かれたインテリアデザイナー内田繁さんの姿も。「洋服で全身赤なんてありえないけれど、着物だとしっくりくるのは不思議。どうこの真っ赤な着物」(横森さん)と問いかけると参加者から笑いと同時に拍手がわき起こった。
開催時間は、11時~20時(最終日は17時)。入場無料。9月12日まで。