格安レンタカーFCの「100円レンタカー広島宇品」(広島市南区宇品西2、TEL 082-250-1198)が今夏から貸し出しを始めた高級車両のレンタルが好評だ。
同店は今年8月、中古車販売やメンテナンスをメーンに手掛ける「くるま家Kozo」(同)が出店。既存客に向けたサービスを検討していた同社が、輸入車を目玉にした新事業としてレンタカー部門を立ち上げた。
輸入車は高額でメンテナンスも難しいことから、「敷居の高いイメージのある」と同店担当者。「ポルシェやフェラーリを楽しんでもらいたい」と間口を広げた。試乗体験よりも長い時間利用ができる場を提供することで、普段使いの中で購入の判断材料にする。
輸入車に興味を持つ世代は20~50代と幅広い。特に男性からの支持が高く、県外からの利用もある。スポーツカーへ憧れを持った利用者などが目立ち、購入検討にもなりやすいという。レンタルは整備済みの販売予定車を提供する。車体は完売後に入れ替えていく。
同店では、「ショップオリジナル」のポルシェやアルファロメオ、シトロエンの「プレミアムクラス」(以上各1台)のほか、ヴィッツやワゴンなどの「コンパクト」(3台)もそろえる。人気の高いポルシェやアルファロメオのほか、コンパクトカーは普段使いの需要もあり、平日・週末に限らず満遍なく利用があるという。今後は、「需要があれば、車種も増やしていきたい」と意欲を見せる。
営業時間は10時~20時。水曜・祝日定休。