広島にある天気の博物館「広島市江波山気象館」(広島市中区江波南、TEL 082-231-0177)で9月8日・9日、「防災の日」イベントが開催される。
今月1日の防災の日に関連して同館が開くのは体験を中心とした防災イベント。今年は、大雨により浸水した扉を押し開けることができるかを「浸水脱出体験」、訓練用消火器を使って用意した的を狙う消火器体験、震度5~7の強い地震の揺れを体感できる地震体験を実施する。
自宅を想定した幅90センチの扉を、床面から高さ50センチの水をためた状態で開けることができるか試す浸水体験のほか、消火器の栓を引くまでを実際に経験できることから、「多くの方に体験いただきたい」と同館の山本さん。身近にある資材を使って土のうを作る方法なども紹介する。
昨年は2日間で、子どもから大人まで幅広い390人が参加した。事前予約は不要で、随時参加を受け付ける。
開催時間は10時~16時。イベントによって受付時間が異なる。