広島のタイ料理店「マナオ」(広島市中区立町、TEL 082-240-0229)が現在、ハーブ「パクチー」を無料提供している。
パクチーをグラスに入れた「パク盛り」は、同店が今年3月から行っている「ハーブフェア」の目玉企画。フードなどのメニュー注文客へ無料で提供することから、話題を集めている。
タイの屋台では常にテーブルへ置いてあるほど親しまれているパクチー。日本では、小売店などでの販売価格が高いことや、店での安定供給が課題だったが、「いつか店でも提供を始めたかった」と同店スタッフの久津間隆公さん。昨秋から生産農家と契約することで、フェアでの提供を可能にした。
「パク盛り」の注文はディナータイムが中心。フェアが始まった3月から、「少しずつ注目が高まってきた」と久津間さん。量や時間帯を問わず提供している。注文客には、パクチーの食べ方を聞く客もあるなど、関心も集める。
このほか、フェアでは久津間さんがバンコクの現地修業で学んだハーブを使った料理を提供。鶏のだしで炊いたご飯とペースト状のパクチーを混ぜ合わせた「ぱくごはん」(880円)などをそろえる。
営業時間は11時~23時30分。提供は8月9日(パクチーの日)までを予定。