日本バスケットボールリーグ (JBL)は12月23日、広島グリーンアリーナ(広島市中区基町)でチームがホームタウンとする地域を東西2チームに分けて対戦する「オールスター 2011-2012」を開催する。
広島県で初開催となる同ゲームは今回が5回目。これまでチームが所属する都道府県で開いてきたが、2006年に同所で開催したバスケットボール男子世界選手権(通称、世界バスケ)など、「バスケ熱の高さ」(同リーグ担当者)を理由にチーム所在地以外での開催が実現した。
ゲームでは、東西を2つに分けた混合チームが対戦。EAST=レバンガ北海道、リンク栃木ブレックス、日立サンロッカーズ、トヨタ自動車アルバルク。WEST=東芝ブレイブサンダース、アイシンシーホース、三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ、パナソニックトライアンズ。
各チームとも、ファン投票とチーム・メディア推薦から選ばれた10人の選手から編成。リーグでは現在、1位=トヨタ、2位=アイシン、3位=日立、4位=パナソニックと続いており、好ゲームに期待が掛かる。
注目を集めるのは、日本人初のNBAプレーヤーでリンク栃木に所属する田臥勇太選手と世界バスケでも活躍した三菱電機所属の五十嵐圭選手のポイントガード対決。桜井良太選手や伊藤俊亮選手、川村卓也選手など、5年連続5回目の出場となる選手の出場も目立つ。
チケットは例年すぐに完売になり、20~30代の女性や遠方からの来場者も多い。今大会の席数は5500席。開催時間は14時から。前売りチケットは、大人=2,500円~、高校生=2,000円~、小中学生=1,500円~。