「赤いうどん」でカープを応援しようとJR広島駅構内のうどん店で、3月23日から赤い麺が特徴の「赤うどん」の提供を始めた。運営は広島駅弁当(広島市東区矢賀5)。
赤うどん(430円)は、カープ応援商材の一環として駅の1番ホーム内の立ち食いうどん売店で提供する新メニュー。「赤く燃えるカープナインと必死に応援するカープファンをイメージした」(同社)赤い麺は、同店で従来提供しているうどんに液体の天然麹(こうじ)で色を付け、「通常の2倍使用」(同社鉄道部の生田新太郎さん)したネギでグラウンドの天然芝を煮卵でボールをそれぞれ表現する。生田さんは、「うどんの赤い色を出すのに業者と10回くらいやり取りした」と赤い色へのこだわりを話す。
同店では、通勤客をメーンに1日平均1,200食を売り上げており、うち赤うどんの売り上げは1日約50食前後。今後は、「球場利用客や女性を取り込みたい」(同)と新メニューで新たな利用客層を増やしていく。
4月からは、同駅の5番、8番ホームでの販売も予定している。営業時間は6時~22時。