カスタムインソールとランニングシューズ専門店「RUN-PLUS(ランプラス)」(広島市中区白島中町、TEL 082-224-0701)が10月1日、広島市中区のスーパー「ヴェスタ白島店」近くにオープンした。
同店は、年間で300足、約1,000人の足を見るなど、三重県で5年ほどインソールの修行を積んできた土路生忠(とろぶただし)さんが経営するインソール専門店。広島県呉市出身の土路生さんは「生まれ育った街で出店したい」と帰広後、地元にインソールとランニングシューズ専門店を出店。4年ほど構えていたが、今年7月の豪雨で店が浸水。徹夜で店の清掃を行い、翌日には営業を再開したものの、定休日に呉市や広島市で移転先を探して回り、同所へのオープンを決めた。
店舗面積は約11坪。前店に比べ「少し狭い」が、アウトドアテイストを強化し、取扱商品を厳選した。土路生さん自身がランニングや山の中を走る「トレイルランニング」にはまっていることもあり、ランニングシューズやウエア、サポーターなども扱う。
取り扱うシューズは、大きく「舗装路用」「山野用」に分かれる。アシックスやニューバランス、ニュートン、モントレイル、ビブラムなど。足裏に凹凸があるシューズや足先が5本指に分かれているユニークなタイプも目立つ。価格帯は1万~2万円が中心。
オーダーメードで作るカスタムインソールの魅力について、「既製品とは違って大胆な型を出せる」と土路生さん。スノーボードをやっているときに足が痛くなり、ブーツのカスタム専門店に客として訪れたことがきっかけで、カスタムインソールの作り手になった。現在では、外反母趾(ぼし)やスポーツをやっている人など年齢を問わず、幅広い層が店を訪れている。
営業時間は、月曜~金曜=12時~20時、土曜・日曜・祝日=11時~19時。水曜定休。