日本初のフリーシューズデザイナーの作品展-広島のホテルで開催

広島のギャラリーで開催されている日本初のフリーシューズデザイナーの個展

広島のギャラリーで開催されている日本初のフリーシューズデザイナーの個展

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 オリエンタルホテル広島(広島市中区田中町、TEL 082-240-9463)で現在、靴をメーンに集めた故・高田喜左(きさ)展「裸足の旅は終らない」が開催されている。広島での展示は東京に次いで2回目。

初個展で展示した靴

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 同展は靴メーカーに就職した後、1966(昭和41)年に行った「4足の靴とイラストレーション」で構成した初個展をきっかけにオリジナルブランド「KISSA」を立ち上げた日本初のフリーシューズデザイナー高田さんの手がけた靴とドローイングを集めた個展。

 作品は年代ごとに、「ふつうの女の子」(1941年~1964年)、「靴のデザイナーになろう」(1964年~1972年)、「素敵(すてき)な人たちと共に」(1972年~1984年)、「ナチュラルな生き方」(1972年~2000年)、「裸足の旅は何時までも…」(2000年~)の5つのテーマに分けた。

 会場には、高田さんが作った1,500足以上の靴の中からドローイングを基に製作されたものや実際に販売されていたもののほか、試作品の段階の靴などを展示。ドローイングと靴をリンクさせた展示も行う。

 来場者には高田さんと同世代の40~60代の女性が多く、ギャラリーのガラス壁面から見える鮮やかな靴を目にした通行人が立ち寄ることもあるという。広島では「クロワッサンのお店」のみで同ブランドの靴を取り扱っている。

 会場は1階ギャラリー。開催時間は11時~20時(最終日は17時まで)。入場無料。7月9日まで。

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