痛車(いたしゃ)やコスプレ、メードカフェなど「いろいろ集めてみた」中四国で最大規模の萌え系イベント「みたフェス」が7月18日、広島のアウトレットモール「マリーナホップ」(広島市西区観音新町、TEL 082-501-5500)で開催される。
アニメやキャラクターファンを核とした秋葉原の文化を集めた同フェスティバルでは、「初音(はつね)ミク」「マリッジロワイヤル」「エンジェルビーツ」などキャラクター公認を含む、約150台の痛車を400坪の会場内に展示。レーシングカー「ムーン・クラフト・スペシャル1」を痛車にする制作実演も公開する。コスプレイヤーは、入場後屋内会場や更衣室で着替えて会場内を行動できる。
会場内にはライブステージを設け、アニメのオープニング曲も手がける音楽バンド「Little Non」のボーカルNOZOMIXさんとアニソンDJやヱヴァンゲリヲンなどアニメーションや映像制作を行うGAINAX(ガイナックス)公認コスプレイヤーとして活動するサオリリスさんによるライブを披露。
7月17日~19日は、テレビドラマ「電車男」の舞台にもなった秋葉原のメードカフェ「ぴなふぉあ」やアニメ「らきすた」のモデルになったメードダーツカフェ「リトルピーエスエックス」、秋葉原のコスプレイヤー達によるコスプレカフェ「まり~なほっぷ」の3店舗が出店。メード約16人が参加を予定する。
全国規模の異業種交流会で知り合った4社が共同で開催する同イベントは、「地方に元気がない」と企画された。地方都市の中でも経済状況が芳しくない広島で、欧米で人気のアニメを核としたコスプレなど日本の新しい文化に目を向けた「萌え系」イベントの開催を決めた。会場は、駐車場や約1,000坪の屋内が確保できることから同所を選んだという。
来場者数は5,000人~8,000人を想定。痛車の一般展示へは、全国から参加者が集まったことから西日本を中心に広域からの来場を見込む。
開催時間は11時~19時(最終日は17時まで)。料金は、前売り=1,200円、当日=1,500円。