広島・紙屋町の空きビルで限定アートイベント-30ブロックを貸し出し

「ひろしまアートパークかみやちょう」が4階の空きフロアで始まったアーバンBLD紙屋町外観

「ひろしまアートパークかみやちょう」が4階の空きフロアで始まったアーバンBLD紙屋町外観

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 「ビルの中に公園を!」をテーマに広島・紙屋町のビルの空きスペースを使った65日間限定のアートイベント「ひろしまアートパークかみやちょう」が7月1日、始まった。

ライブペインティングで描いたのは?

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 6月26日~30日のプレオープン期間を経て稼動を始めたのは、ショッピングビル「サンモール」(広島市中区紙屋町2)向かいのアーバンBLD紙屋町。6階建てのビルにはコンビニエンスストアやパチンコ店が入る。

 会場となる4階フロアは2年前のオープン以来利用がないことから、ビルを管理するグランドアメニティ(上八丁堀)が、場所のPRも兼ねた有効活用の提案を、イベントを共催する広島のギャラリー「ギャラリーG」を運営するNPO法人アートプラットホームGに依頼した。

 同NPOは、被爆から今年で65年を迎える広島で紙屋町エリアは多くの人を迎える「玄関の街」と位置付け、平和記念日を挟んだ65日間、ビルの空きフロアにオープンスペースを出現させた。「65日間の創造的で情熱的な交流を通して、多くの人々と明日(次代)の文化への思いを共有できれば」と同NPOの木村成代さん。

 会場のフロア面積は約200坪。2メートル四方のスペース30ブロックをワンデーチャリティーショップ「ひろしまのざっかてんスペース」として、1ブース1日1,000円で貸し出す。そのほか、カフェやミニシアター、イベントエリアも設ける。7月1日・2日には、オープニングイベントとしてMAYA MAXXさんによるライブペインティングも実施。10メートルの横長のキャンバスにサルを描いた。当日は、子どもから大人まで幅広い年齢層の男女が訪れた。

 売り上げげの10%をユニセフに寄付するチャリティーショップの出店状況は、ギャラリーGのホームページで確認できるが、現在はまだ出店が少なく利用可能日が目立つ。出店者の年齢は幅広く、イベントに参加出店する個人や店舗を構えている人が出張店舗としてアクセサリーやフェアトレード商品などを販売する。

 開催時間は11時~19時。8月27日まで。問い合わせは同NPO(TEL 082-211-3260)まで。

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