日本での走行は初となる「マキ F101」や1970年の東京モーターショーに登場した「マツダ RX500」などのレースカー走行イベントが7月11日、広島のアウトレットモール「マリーナホップ」(広島市西区観音新町)で開催される。
1,871台の駐車スペースを持つマリーナホップ駐車場の約3分の1を利用して実施する同イベントでは、1974年の日本製F1車「マキ F101」やロータリーエンジン26Bを搭載した「マツダ 787B」、1968年にドイツで開催された84時間耐久レース4位に入賞した「マツダ コスモスポーツ-マラソン・デ・ラ・ルート仕様-」のレプリカと今年同館がレストアし、走行可能な状態となった「マツダ RX500」の4台が登場。
運転はプロのレースドライバーが行い、時速30キロほどの低速で1台ずつ走行する。エンジン始動を含め1台の所要時間は約10分。同日は、車両展示やデモ走行、車両メンテナンスなどを各3回行う予定。
車が走行する姿やエンジン音、オイルのにおいなど五感で体感できる同イベントは、広島市交通科学館(安佐南区長楽寺2)の企画展「カーレース-日本からの挑戦-」の事前PRを目的に実施。同館では、3年前からスーパーカーなど車をテーマにした企画展を開催しており、同モールでも展示イベントを行ったが、走行イベントは今回が初めて。当日は約3,000人の参加を見込んでいる。
開催時間は11時~16時。雨天時は、マリーナホップ施設内で車両展示のみ行う。問い合わせは広島市交通科学館(TEL 082-878-6211)まで。