広島・袋町小学校(広島市中区袋町)で4月16日、MAYA MAXX(マヤマックス)さんによる「小学生とコラボレーションライブペインティング」が行われた。
企画はギャラリーGが主催する岡本太郎さんを敬愛する画家、MAYA MAXXさんにスポットを当てた企画展「TARO+TOSHIKO+MAYA MAXX=SUPREME」の一環。一年生を中心に40人以上の生徒が参加した。
準備されたキャンパスのサイズは縦1.7メートル×横5メートル。MAYA MAXXさんが「今日は紙を踏んでもいい、いい子にしないでいいからね」と説明し、白紙のキャンパスに乗って足踏み練習をすることから「ライブペインティング」がスタートした。
最初に子どもたちをキャンパスの中央に集め、MAYA MAXXさんが目、鼻、口などの順に人の顔を書いて手本を見せた。子どもたちは歓喜を上げながら、開始の合図と共に赤・青・黄色などの絵の具を両手に付けてペタペタとキャンパスに色を重ねていった。「ギャー」とはしゃぐ子どもたちの声に途中泣き出してしまう子どもの姿も。
準備された絵の具や水はすべてひっくり返され、キャンパス上で滑ってしまう子どもが続出。終了の合図が聞こえてもスライディングを続ける男の子らの姿が目立った。
MAYA MAXXさんは終了時に、「芸術は爆発だからね、こんなに芸術(らしいもの)はない」と岡本太郎さんの言葉を引用。「岡本太郎『明日の神話』広島誘致会」の活動に対してMAYA MAXXさんは「絵を描く立場なのでコメントは控えたいが、今回の企画のように自分にできることがあれば」と話した。