焼き鳥と魚介類中心の炭火焼店「無然思(むさし)」(広島市中区幟町、TEL 082-298-5445)が3月12日、広島・幟町にオープンした。
店名は店長の宮本さんの苗字と同じ「宮本武蔵」から名付けたという。「『武蔵(むさし)』ではひねりがなかった」(宮本さん)と当て字で使われた漢字には『自然の素材を使って思いを込めて無の状態から創り上げる』という意味を込めた。
店舗面積は23坪。席数は、テーブル6席と個室1室(6~8名使用可)を含む20席で、今後はカウンターの設置も予定している。外観はあえて目を引くように黒で統一し、黒地に白抜きで「無然思」と書かれた看板のみ取り付けた。「焼き鳥屋というとカウンターで一人のお客様をイメージしがち。この店ではグループ客がメーンになれば」と宮本さん。
メニューは、「宮崎地鶏塩焼き」(730円)、「大山軍鶏」(997円)、「本日のねばねばサラダ」(504円)、「揚げものにんにく爆弾」(399円)、「串焼」(1本、105円~210円)、ドリンクは「生ビール」(473円)、「焼酎」(315円~)、広島産の日本酒「亀齢」(1合、420円)ほか。ターゲット層は20代後半から30代の独身男性で、客単価は4,000円~5,000円を想定している。
同店がオープンして1週間がたち、路面店ということもあり新規客も多いという。宮本さんは「無理をしないで自然体でいるのが一番。お客さんも自然に集まりたくなるようなお店になれば」と話している。
営業時間は17時半~翌1時。不定休。