
市民参加型のイベント「ひろしまフラワーフェスティバル」が2025年5月3日から5日まで、広島市中心部の平和大通り一帯で行われる。
1977(昭和52)年に始まったフラワーフェスティバルは、西日本最大級のゴールデンウイークイベントとして全国から観光客を集める。2024年はコロナ禍以降で最大の人出となる約160万人が来場した。開催は今年で48回目を迎える。
今回は、「花と緑と音楽」をテーマに開く。初日には、名物の「花の総合パレード」が登場。色とりどりの衣装に身を包んだ市民団体や地元企業、学校の吹奏楽部など、約1万人以上が参加し、花で飾られたフロートや音楽とともに平和大通りを練り歩く。スペシャルゲストのTani Yuuki(たに ゆうき)さんも3日、平和記念公園内メインステージ「カーネーションステージ」に登場する。
音楽やパフォーマンス、グルメも用意する。飲食ブースは約130店が出店。期間中は、通り沿いや近隣の広場に約30ステージが設置され、音楽ライブやダンス、郷土芸能など、およそ250団体がパフォーマンスを行う。
このほか、今年はサッカースタジアム「エディオンピースウイング広島」でも関連イベントを行う。「ピース(平和)」をテーマにしたステージ演出やパフォーマンスを予定しており、スタジアムならではの演出を行うという。
最終日を盛り上げてきた「きんさいYOSAKOIパレード」は、「パフォーマンスパレード」に生まれ変わる。平和大通りに長さ70メートルの360度ステージを6カ所設け、よさこいに加えてダンスやバトンなどを約35チームが披露する。