「アステールプラザ」(広島市中区加古町、TEL 082-244-8000)4階工作室で3月24~25日、「南仏からの蚤の市」展が開催される。企画したのは、日本と南フランスを拠点にマルチコーディネーターとして活動する堀泰子さん。
南フランスでベルギー人の女性と2人で、旅行のアレンジや買い付けなどを手がける「Do Provence(ドゥ・プロヴァンス)」を結成。名称には、「南仏式生活を日常に」「南仏から情報発信」「日欧の2人で運営」という3つの意味があるという。
堀さんはフランスのプロバンスと広島の渡航を約12年続けており、1年間のうち8カ月をフランスで、1カ月をフランス以外の海外で、冬期(1月~3月)を広島で過ごしているという。日本滞在時には、フランスの日常を取り入れた生活をテーマにした「セミナー」などの活動を続けている。
同展では、フランスの雑貨やキッチン用品などを展示・販売。商品は「フランスのポスター」「おもちゃ」「エコバック」「マルセーユの石鹸」「ユーロの国旗セット」「アンティークカフェオレボウル」「50年代のマリクレールの雑誌」ほか。価格帯は100円~15,000円程度。「広島にいながらフランスの『蚤の市』のおもしろさを楽しんでもらえれば」と堀さん。
広島出身の堀さんは「堀呉服店」(西区横川)の長女として生まれた。「呉服屋に生まれたにもかかわらず興味があるのは海外のことばかりだった。今後はコーディネート業を本格的に始動させ、日本の良さをフランスにも伝えていきたい」と話している。
開催時間は、24日=16時30分~21時、25日=12時30分~18時。